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2018-02-09

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音楽家の仕事で

想念や瞑想の世界を一番使っているのは、

多分私たち指揮者だと思う。


楽器がないから

思念の中で音楽を作って、

それを現実の世界に、

しかも想念の世界とは違う

はっきりした形にして表現する。


今リハーサル真っ只中だけど、

頭の中に残った

その日のリハーサルでの音楽の残像や響きは、

夜通し自分の中で反芻される。


それがブラシュアップされて、

翌日のリハーサルで改善されていく。


何とも不思議なプロセスだと

今頃気づいて、ちょっと嬉しい。(^^)


昨日までのリハーサルは

ドビュッシーの交響詩「海」がメイン。

思った通りオーケストラの色は

地元、地中海の世界。



そこいらのトラットリアに入ると決まって

前菜の盛り合わせとして出て来る

タコや海老、牡蠣やマグロ。


その色が見事な海や空の青さと重なって

音になっている感覚。


オーケストラのリハーサルをしていくと

この前菜の盛り合わせに使われた素材に


自分はシチリアのレモンとオリーブオイルを

サッとかけてパクっといきたい、

そんな気分。


ドビュッシーがビビッドな感じ。

マネはよくローマの風景を描いていたけど

ドビュッシーだって

嫌々ながら3年ローマに住んだワケ。


そりゃあ、影響受けるはず。

今回私たちをイタリアと結びつけるのは

カンタータ「選ばれた乙女」の存在。


ローマ賞を学校で受賞した若きドビュッシーが

あのボルゲーゼ宮殿に住んで

後にパリで完成した名曲。


昨日オーケストラの反応は

「ワーグナーみたい」という言葉がちらほら。


ワクワクしてるみたい。

トランペットは5人が必要で

ローマのサンタ・チェチーリアから

助っ人参戦。


やる気満々の劇場みたい。


そうそう、昨日から

ソリストのヴァレーリア・エスポージトさんと

懐かしい2000年くらいにフェラーラで行われた

クラウディオ・アッバード指揮の

「ファルスタッフ」の話に花が咲いた。


私もイタリア、結構長くなって

ちょっと不思議な感じ。

こんなもんかなぁ。


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